みなさんこんにちは。
今回この記事では、ニートが期間工に行った場合どうなるかっていうことをお話していきたいと思います。
自分がそもそもニートから期間工をやってきたので、その経験談としてこれから期間工へ行こうと思ってるニートの人たちに何かアドバイスできればと思ったのが今回の記事の執筆の動機です。
よろしくお願いします。
ニートに期間工はきつい
まず結論からなんですけど、ニートに期間工は基本的にはおすすめしません。
その理由っていうのが端的に言って、仕事がきつすぎるからです。
これから詳しく説明していきたいと思います。
一日中力作業
期間工のそもそもの仕事内容って要は力仕事ですよね。肉体労働。
体力に自信がある人であっても一日中力作業をするので、誰であってもきついと思います、期間工の仕事は。
力のある人、体力のある人でさえきついのに、一日中家にいるような体力のない人(まあもちろんニートにもいろいろなタイプの人がいると思いますが、基本的に体力のない人が多いと思います)にとって一日中力作業をやるというのは本当に骨が折れます。
特に最初の1、2週間は本当に体がきつすぎて大変だと思います。
もちろん毎日やるものなので日数を重ねるうちに慣れていくものではあるんですけど、それでも力仕事を毎日やらなければならないのはやっぱりきついです。
ニートが期間工に向かない理由の1つ目が力仕事がきついっていうのがあります。
残業のきつさ
2つ目が残業がきついっていうのがあります。
ニートは普段働いてなくてフルタイムの仕事にさえ慣れてないと思うんですよ。
朝八時半までに出勤して、一日働いて夜の五時半に退社するっていうそもそものフルタイムの仕事、そしてそれを週五日やらなきゃいけないっていうそういう生活スタイルに慣れていないと思うんで、最初の方は本当にきついと思います。
毎日朝起きるだけでも大変なのかなと思います。
それに加えて残業というものがあるんですね。
これはもちろん会社によるんですけど、残業が多い会社に行くと本当に死ぬほどきついですね。
ちなみに自分はアイシンという工場で働いてきたんですが、そこはデフォルトで残業が2時間から3時間毎日あって、それは本当にきつかったですね。
残業3時間ある生活がどういうものかって言うと八時半に出勤して、仕事が終わるのが夜の八時半なんですね。
つまり12時間会社にいなければならないんですね。
それは本当にマジできつかったですね。
夜の八時半に仕事が終わって、家に帰るのが電車に乗って夕ご飯買ったりしてると九時半くらいになるんですね。
そこからご飯食べて風呂入って歯磨きしてっていうことをやってると、あっという間に時間が経って、もう睡眠できる時間っていうのが6時間しかなかったんですよね自分の場合は。
この力仕事で6時間、普通ただでさえニート時代は毎日八時間とか九時間とか寝てたのにそれが六時間になる。
しかも力仕事なんで、一日中重いものを持ったりしなきゃいけないっていう仕事をしてきた後での六時間睡眠なんで、これはさらにきついですね。
もう六時間じゃ全然疲れ取れないんですよね。
特に週の後半、木曜とか金曜になってくると疲労が蓄積されて本当に体が動かないんですよね。
もう勤務中にまぶたが重くなってきたりとかして、眠くて仕方なくなるんですよね仕事中に。
それぐらい残業三時間ていうのはきついです。
なのでこれからもし期間工に行こうと思ってるニートに人に言いたいのは、期間工をやるとしても絶対残業少ないところにしとけってことを言いたいです。
ちなみに残業が少ない会社っていうのは以下の会社がありますので、そこを受けてみてください。
残業があると自分の時間がほとんどない
残業があるともう全く自由時間がないんですよね。
たとえばニート時代にやってたゲームとか漫画読んだりとか好きな番組を見たりっていうのが殆どできなくなるんでるよね。
働くか寝るかぐらいしかやる暇がない。
本当に自由時間がなくなってくるんですね。
なのでニートから期間工を始めると休む暇がなさすぎて本当にびっくりすると思います。
仕事=人生みたいな、なんで俺こんなことを、こんな苦しい思いをしなきゃ行けないんだろうってことばっかり考えてましたね、自分が期間工やってたときは。
なので自由時間がなくなるってことは覚悟しておいてください、これから期間工に行こうと思ってる方は。
交代勤務で生活習慣がめちゃくちゃに
期間工がきつい3つ目の理由は、交代勤務の存在です。
交代勤務っていう地獄の勤務形態のせいで、期間工はより一層つらい仕事になってます。
交代勤務とは日勤と夜勤を交互に1週間毎に繰り返していくっていう勤務形態です。
日勤自体は普通に日中の仕事なので、これはみなさんがやってる仕事と変わりないんですが、夜勤ていうのはこれはやってみないと辛さっていうのはわかりにくいかもしれません。
ニートの人も昼夜逆転の生活をしてる人が多いかと思います。
自分もニート時代は昼夜逆転の生活をしてました。
夜中にテレビ見たりゲームしたり好きなことやって、朝方明るくなってきたら眠るっていう生活。
起きるのは昼や夕方っていう生活をしてました。
夜勤は昼夜逆転の生活とは全く異なります。
ニートの人は「俺は昼夜逆転でそういう生活慣れてるから夜勤なんて楽勝だよ」って思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、実際は全然想像とは違います。
夜勤はマジできついです。
夜勤やってみてわかるのは、人は夜に働くものではないということです。
夜勤とはどんなものか
自分が働いていたアイシンを例にとって説明します。
夜勤は仕事が始まるのが夜の10時で、定時が朝の7時なんですけど、アイシンは必ず残業があったので、仕事が終わるのが朝の8時半でした。
ちなみに夜勤は1.5時間の残業が最大です。
それ以上の残業はできません。
必ず1.5時間までです。
仕事が終わるのが八時半です。
要は人が寝てる間、深夜に働くっていうことになります。
やってみてわかるのは深夜は本当に力が出ないんですね。
日勤と違って湧き上がってくる力っていうのがないんですよね。
本当に手足に力が入らない。
これは実際にやってみないとわからないと思います。
人は夜には動けないんですね。
仕事中もとにかく眠いんですよね。
まぶたが重くて、それで集中力を欠くと仕事で思わぬミスをしてしまうんで、そこは注意した方がいいですね。
人は昼には寝れない
一日仕事してくたくたに疲れて帰宅した後、ご飯食べて寝ますよね。
寝る時間が昼の11時とか12時辺りになります。
これは自分も本当にびっくりしたんですけど、人は昼には寝れないんですよね。
完全に太陽が昇った中だと、体がくたくたに疲れた状態で目をつぶっても寝れないんですよね全く。
体は眠いのに、なぜか目は覚めるっていう本当に不思議な感覚ですね。
外が完全に明るいと目をつぶっても全く眠れない。
寝付きも悪いですし、そっから仮に眠れたとしてもすぐに目が覚めるんですよね。
もう1時間とか2時間とかですぐ目が覚めて、それの繰り返しですね夜勤のときは。
1時間や2時間で目が覚めて、また眠ったとしても1時間とか2時間で目が覚めてって感じで全然睡眠が続かないんですよね。
そうこうことをしてるとあっという間に起床時間を迎えて仕事に行かなきゃいけないっていう感じです。
本当に夜勤はきついです。
これから期間工へ行こうと思ってる人にアドバイスしたいのは、必ず遮光カーテンは買ってくださいってことです。
まあ遮光カーテンがあっても眠れないものは眠れないんですがね。
効果はわずかしかないですが、ないよりはマシって感じですね。
それでも遮光カーテンは絶対必要だと思います。
日勤と夜勤を交互に
きついのはこれが一週間ごとに交互にあるんですよね。
なので切り替えの時が大変ですね。
めちゃくちゃな生活習慣になりますんで、覚悟を持って行くべきです。
友達は大事
自分がニートから期間工になった経験から一つアドバイスするとしたら、誰か一人でもいいんで、友達もしくは他愛ない会話ができる人を作ってくださいということです。
期間工はもちろん単純作業で人と関わることは少ないんですが、一定程度のコミュニケーションは絶対必要になってきます。
全く人と関わらずに仕事をすることももちろんできますけど、孤独はつらいです。
人と関わらずに孤独に仕事をしていくのは絶対に長続きしないと思います。
職場に一人だけでいいので、「今日きついですね」とか「今日の上司ちょっとむかつきません?」みたいなそういう無駄口を聞ける人がいるだけで全然気持ちが楽になります。
孤独で黙々と仕事をしていくには工場作業はきつすぎます。
自分の反省点はこういうところにあります。
自分は他人と関わらずに一人殻に閉じこもって心を開かずに過ごしていたんですね。
事務的な会話以外は一切しなかったんです。
自分としてはそれがおそらく早期退職の原因にもなったのかなと思ってます。
きついですねとか口に出すだけでも本当に仕事のきつさがある程度軽減されます。
仕事きついけど今日はあいつに会えるしもうちょっと頑張るかーとか仕事中疲れきたら「今日マジきついっすね」とかそういう会話ができる人がいるだけでも全然変わってきます。
ただ黙々と一人でやるだけってのは本当につまらないですしね。
会社に行くモチベーションが上がらなくなってくるんで、必ず誰か一人は話せる人を作った方がいいと思います。
自分も一応最初は話せる人がいたんですけど、その人が一週間で辞めてしまったんですよね。
もう一人話せる人がいたんですけど、その人は別のエリアに配属になっちゃって、もうすっかり一人になってしまったんですよね。
そこからはもうずっと一人で、話せる人を作ろうと思ったこともあるんですけど、もうその時にはグループが出来上がってしまってる感じで、自分が入る余地がなかったんですよね。
なのでそういう自分の反省点を踏まえてこれから期間工をやろうと思ってる人に言いたいのは、自分から積極的に話しかけていって、誰か一人でいいんで友達を作ってくださいってことです。
目標の大事さ
ニートから期間工になってすぐやめちゃう人の特徴として、目標がないことが挙げられます。
働く上での明確な目的の有無ですね。
たとえばわかりやすいところで言えば、「お金を何万円貯める」とかそういう明確な目標のようなものがなく、なんとなくの気持ちで始めると絶対に長続きしません。
なぜかというとこの仕事はマジできつすぎるからです。
その代わりに家賃がないとか年収もそこそこあるっていうメリットがあるんですが、その分デメリットもあるので、本当に明確な目標がないと絶対長続きしないと思います、自分みたいに。
自分は結構なんとなくで始めたところがあって、そういう確固たる気持ちがなく期間工を始めてしまうと痛い目を見てしまうので、必ずやる前に考えて目標を作ってから行くことをおすすめします。
途中できつくて辞めたいって言っても、辞めづらいですから。
最低でも3ヶ月は続けないとなかなか期間途中で辞めるっていうのは難しいので、必ず良く考えてから行った方がいいです。
バックレるっというのは本当の最終手段ですので、できればそのカードは切らない方がいいです。
色々面倒くさいことになりますので、バックレるっていうのは辞めといた方がいいです。
なので3ヶ月、最低でも3ヶ月続けられるかっていうことをきちんと考えてから行った方がいいです。(期間工の契約期間は3ヶ月単位のところがほとんどなので)
期間工は常に人手不足 面接もすぐ受かる
最後にニートでも期間工に受かるのかっていうことについてです。
期間工は常に人手不足です。
工場は常に人手不足なので、落ちることもあるかもしれませんけど、受け続けていけば必ずどっかしら受かります。
特にPEOの求人は受かりやすいです。
PEOっていうのは要は派遣会社なんですね。
PEOに入社すると正社員として雇用されます。
正社員として雇用された後に各工場に派遣されて、そこで期間工として働くっていう働き方です。
無期雇用派遣と呼ばれるものです。
派遣会社なんで受かりやすいんですね。
なぜかというと派遣会社は労働者を企業に派遣することでその企業からお金をもらってますので、派遣会社はできるだけ企業に人を送りたい、つまりそれだけ人手がほしいってことですね。
売上を上げるために積極的に労働者を企業に紹介したいので、受かりやすいんですね。
どんな人でもほしいんですよね。
なので普通は期間工に受からないような人でもPEOなら受かる可能性があるんですね。
たとえば40代の人とかはメーカーに直接応募するとやはり年齢がネックになって受かりにくくなってくるんですけど、PEOなら40代でも採用されやすいです。
ニートもやっぱい基本的に社会経験がないか少ない人が多いと思うんで、一般的には採用のハードルが上がるんですが、PEOならよっぽど変なことがなければ大体は合格ですね。
なので面接に受かる自信がないって人はPEOに行くことをおすすめします。
もしくはすぐ仕事決めたいって人もPEOをおすすめします。
風呂トイレ共同の生活に耐えられるか
ニートが期間工に向かない理由のもう一つが寮の問題ですね。
住む場所の問題です。
期間工って雇用されると寮に住むことになりますよね。
その寮がニートに向いてない。
なぜかというと工場によっては相部屋とか風呂トイレ共同の部屋に住まわされるんですね。
ニートの人は基本的にワンルーム寮、つまり自室に風呂とトイレがついてるワンルームに住みたいって人がほとんどだと思うんですけど、そのワンルームに配属される確率はあまり高くないです。
というかかなり低いです。
今期間工の求人は「個室なんだけど風呂トイレ共同」の寮に住み込みっていう求人が一番多いと思います。
ワンルーム寮に配属される求人は限られてて、それこそ日産の追浜工場とかいすゞの藤沢工場とかそれぐらいで、そこも100%ワンルーム寮に配属されるかって言うとそうじゃないです。
基本的に住む寮は求職者が選ぶことはできず、企業側が勝手に決めるので、ネットでいくらここの工場はワンルーム寮ですよって書かれてたとしても必ずしもそうなるとは限りません。
なのでここがニートに向かない点ですね。
風呂トイレ共同に耐えられるかどうかっていう、そこですよね。
それに耐えられる人は、たぶんそんなに多くはないのではないかと思います。
自分は絶対に風呂トイレ共同が嫌で、その理由で自分はPEOを受けたんですね。
PEOは希望すればほぼほぼ100%ワンルーム寮に配属されます。
もちろんワンルーム寮を希望した場合、どの工場に採用されるかっていうのは自分で決めることはできないかもしれませんが、ただワンルーム寮に住みたいって言えばそれはほぼほぼ100%受け入れてくれます。
といってもPEOにはPEOで色々問題もあるので、そのデメリットについては以下の記事を参照してみてください。
まとめ
だいたいこの辺りですね。
今回はニートが期間工に向かないっていうことを説明してきました。
まとめると「仕事がきつすぎる」っていうことと「交代勤務がきつい」っていうこと。
ニートを経験してきた人にとっては生きてく上でつらすぎるかなって思います。
なので仮に期間工をやるとしても明確な目標があるかどうか、たとえば「借金があってこれを絶対返したい」とか「起業したいのでこの金額まで貯めたい」と言ったような明確な目標があるかどうかっていうのが一つのポイントになりますね。
あと、もし期間工やるとしても必ず友達を一人は作りましょうってことですね。
友達がいるかいないかで全然仕事のきつさが変わってきます。
基本的に工場の人は優しい人が多いと思います。
もちろんこれは行くところによって変わると思うんですけど、自分はアイシンで働いてたんですが、そこの人はみんな優しかったですね。
作業員も上司もみんな優しくて、自分は工場作業が初めてで、全くの新人だったんですけど、そんな自分に対してもみんな優しく接してくれて、そこは本当に働いてて良かったと思った点ですね。
仕事はきつかったんですけど、人が優しかったので、なんとかやってこれたのかなってところがあります。
なので友達を作るのも自分から積極的に行きさえすれば、簡単にできるのかなって思います。
人間関係については基本的に心配はしなくていいのかなと思います。
もちろん働く工場によってそれは変わってくると思います。
今回は以上になります。
ニートから期間工になるとどうなるかっていうことを自分の経験を踏まえてお話してきました。
この経験がこれから期間工を行こうと思ってる方のお役に立てばうれしいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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