みなさんこんにちは。
今回この記事では、アイシン期間工の情報についてお話していきたいと思います。
実際に自分がアイシンで期間工をしてきたので、その経験を基に「アイシンの期間工がどのような仕事をするのか」や「どれくらい給料をもらえるのか」ということについてお話し、その後に本題である「アイシンの期間工はおすすめできない」と思った理由について説明していきたいと思います。
よろしくお願いします。
アイシンとはどのような会社か
まず冒頭でもお話した通り、自分はアイシンで期間工をしてきました。
まずアイシンという会社について簡単に説明したいと思います。
アイシンは自動車に使うオートマチックトランスミッションを作っている会社です。
オートマチックトランスミッションの分野では世界No.1のシェアを誇っている会社で、一般的な知名度はそれほど高くないかもしれませんが、自動車業界では非常に有名な会社ですね。
色んな車にアイシンが作るトランスミッションが搭載されておりますので、おそらく皆さんが乗っている車にもアイシンが作ったものが搭載されているかもしれません。
ちょっと前までアイシンAWという会社名だったんですが、このアイシンAWがアイシン精機と合併して、今はアイシンという会社になっています。
自分はそのアイシンの本社工場、愛知県安城市にある本社工場で期間工をしてきました。
これからアイシン期間工の詳細情報についてお話していきたいと思います。
アイシン期間工の仕事内容
まずアイシン期間工の仕事内容についてお話していきたいと思います。
アイシンの期間がやる仕事は組立て、搬送、検査などがあるんですが、自分はその中の搬送の仕事をしてきました。
その具体的な仕事内容については以下の記事で詳しく解説しておりますので、搬送の仕事について興味のある方はぜひ覗いていってみてください。
アイシン期間工の給料
次にアイシンの給料についてお話していきたいと思います。
アイシンでどれくらい稼げるかっていうことについては、これも以下の記事で詳しく解説しておりますので、アイシンで期間工をするとどれくらいお金を稼ぐことができるのかということについて興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
なぜアイシン期間工をおすすめしないか
これからこの記事の本題である、アイシンの期間工をおすすめしない理由についてお話していきたいと思います。
なぜアイシン期間工をおすすめしないかというと、これは端的に言って残業がきつすぎるからなんです。
アイシンはとにかく残業が多いです。
アイシンは昼勤と夜勤の交代勤務です。
昼勤の場合はほぼ毎日2時間から3時間の残業があります。
ひどいときは一週間毎日3時間の残業があります。
比較的なマシなときは、水曜日までは3時間の残業で木金は2時間の残業っていう感じです。
これに加えてたまに土曜出勤もあります。
土曜出勤があるときは本当に地獄ですね。
休む暇が全くありません。
休みは日曜だけでもう月曜からは勤務です。
全く疲れが取れないですね。
12時間会社に拘束
3時間の残業がどれくらいきついかということを説明したいと思います。
アイシンの仕事が始まるのが、昼勤の場合朝の8時25分(実際は5分前に来ないといけないんで20分)なんですね。
そして定時が夜の5時20分です。
つまり3時間の残業があるときは、仕事が終わるのが8時20分なんです。
残業があるときは会社に12時間いなきゃいけないんですね。
会社に12時間いなきゃいけないっていうことに加えて、もちろん会社に行くための準備もしなければなりませんし、通勤時間もかかりますし、仕事が終わって帰宅するまでの時間もありますので、実質自由時間ていうものがほとんどないんですね。
自分の場合は仕事が8時半に終わって、ご飯とか買ったりしてると家に着くのが9時半とかだったんですね。
そこからご飯を食べて、歯磨きとかお風呂入ったりとかしてるとあっという間に時間が経って、睡眠できる時間ていうのが6時間くらいしかなかったんですね。
他に遊ぶ時間とかくつろぐ時間もほとんどなくて、すぐに寝ても睡眠できる時間が6時間くらいしかなかったです。
期間工の仕事って力仕事なんで、6時間の睡眠じゃ全然足りないんですね。
全然疲れが取れないです。
それが毎日なんで、木曜とか金曜になるともう体が動かなくなってくるんですね。
仕事中も寝不足でまぶたが重くなってきたりして、本当にきつかったですね。
さっきも言いましたように、残業があると自分が自由に使える時間ていうのがほとんどなくて、仕事に振り回される日常になります。
仕事=人生みたいな感じになって、全然人生を楽しむ時間がなくなります。
精神的にも肉体的にもすり減っていきますね。
休日は休日で平日の疲れを取らなきゃいけなんで、遊ぶ気力とか体力もないですし、その他にも洗濯とか掃除とか色々やらなきゃいけないことがあるんで、やっぱり遊ぶ時間、自由に使える時間が少ないんですね。
夜勤は夜勤できつい
そして夜勤についてなんですけど、夜勤は夜勤で毎日必ず残業があります。
ただ昼勤に比べると時間は少し短くて、1.5時間なんですね。
毎日必ず1.5時間の残業があります。
昼勤に比べたら残業時間は短いので、その点だけをみると楽ではあるんですが、夜勤は勤務そのものがきつすぎるので、あまり関係ないです。
これは経験がある人にしかわかりづらいかもしれませんが、夜勤は肉体的にも精神的にもめちゃくちゃになります。
夜勤がどれくらいつらいかっていうのは他の記事でも色々書いておりますので、ぜひ覗いていってみてください。
例えば以下の記事を参考にしてください。
夜勤は全然眠れないですし、体も重いですし、生活習慣もめちゃくちゃになります。
残業が少ないからと言って別に楽なわけではないんです。
むしろ残業の少ない夜勤の方がきついとさえ言えます。
期間工へ行くとしても残業の少ない会社へ
今まで説明したように、アイシン期間工をおすすめしない理由はとにかく残業がきついということです。
中には残業がほとんどないか少ないという部署もあるにはあります。
ただ残業が少ない部署に配属される作業員の数は少なく、大多数の期間工は残業のある部署に配属されます。
なのでアイシンの期間工に行ってきた者として、期間工へ行くとしても残業が少ない会社にしときましょうということを言いたいですね。
定時上がりできるなら、肉体的にはきついですけどまだなんとかなるのかなと思います。
ちなみに残業の少ない会社は以下の記事で紹介しております。
興味のある方はぜひ参考にして下さい。
アイシン期間工の良い所
これまでアイシン期間工のデメリットばかり話してきましたけど、次はアイシン期間工のメリットについてお話していきたいと思います。
働いてる人が優しい
アイシン期間工へ行って、ここは良かったなと思った点は、働いている人が皆優しいということですね。
自分が行った部署はいい人ばかりで、人間関係の部分で悩むことは少なかったです。
自分は工場作業が初めてで、全くの新人だったんですが、皆温かく迎え入れてくれて、教育・指導も懇切丁寧でした。
上司も怒鳴るような人はおらず、説明の仕方も感情に任せず論理的でした。
まあこればっかりは配属される部署によるかもしれません。
しかし、アイシンは社員教育がしっかりしているので、パワハラ・セクハラやいじめの類に悩まされる可能性は低いと思います。
工場が初めての新人でも安心して働ける環境です。
この点に関してはアイシンの期間工へ行って良かったなと思った点です。
アイシンの人間関係や働いている年齢層、男女比については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひ覗いていってください。
安全最優先
アイシン期間工の良かったと思うもう一つの点が、安全管理が徹底されているという点ですね。
これは大手の工場ならどこも一緒かもしれません。
自分は工場で働くのが初めてだったので特に強く感じたんですが、安全に対しての意識が非常に高かったですね。
とにかく第一に優先されるのが事故や怪我がないことで、怪我や事故を防ぐためなら製品が駄目になっても許される風土・風潮です。
たとえば怪我してまで作業を完遂する必要はなくて、製品を落としそうになったら落とせばいいし、ラインが止まりそうになっても無茶をせずに非常停止ボタンを押すという風に、とにかく安全が最優先されます。
安全に関する指導も新人研修でしつこいくらい教えられて、上司からも度々「安全が優先で製品は二の次だから」ということを言われます。
この点はさすが大企業だなと思った点ですね。
とにかく無茶してまで製品を守る必要はなくて、人命が一番大事だということが徹底されておりました。
まとめ
以上、アイシン期間工をおすすめしない理由について説明してきました。
まとめると、アイシン期間工をおすすめしない理由は、とにかく残業がきつすぎるという点ですね。
残業が多いということはお金を稼ぎたい人にとっては逆に良い点なのかもしれませんが、やっぱり自分が経験してみて、残業が多すぎると肉体的に精神的にも疲弊していくので、人間らしい生活を送りたいなら残業が少ない会社に行った方がいいと思います。
もちろん残業したら残業した分だけ、会社の方もきっちりお金は払ってくれます。
サービス残業はほぼないですし、その辺の金払いはきっちりしてましたねアイシンは。
なのでお金を稼ぎたい人にとってはアイシンは向いているのかなとも思います。
今回の記事は以上です。
いかがだったでしょうか。
今回の記事がアイシン期間工について知りたい方の参考になれば幸いです。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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