アイシン期間工に行ってきたので仕事内容を紹介します!【搬送】

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みなさんこんにちは。

今回この記事では期間工の仕事内容、期間工がどんな仕事をするのかっていうことについてお話していきたいと思います。

期間工の仕事と言っても、色々種類があると思います。

例えば組み立てとか検査とか色々種類があると思うんですけど、自分は搬送の仕事をしてきたんですね。

なので経験を基に今回は搬送っていうのはどんな仕事をするのかっていうことをお話できたらと思います。

よろしくお願いします。

部品を運ぶ仕事

まず自分はアイシンというオートマチックトランスミッションを作ってる会社で期間工をしてきました。

アイシンはオートマチックトランスミッションの分野では世界No.1のシェアを誇っている会社です。

本当にたくさんの車に使われていますので、たぶん皆さんが乗っている車にもアイシンが作ったトランスミッションが搭載されているのではないかと思います。

トランスミッションの分野では超有名企業ですねアイシンは。

そこの自分は本社工場、愛知県安城市にある本社工場で働いてきました。

アイシンで自分はどんな仕事をしてきたかと言うと、さっきも言った通り搬送の仕事なんですね。

搬送の仕事って一体どんなことをするのかって言うと、その名の通り運ぶ仕事ですね。

何を運ぶかって言うとこれは部品ですね。

オートマチックトランスミッションというのは何十何百の部品から構成されておりますので、そのうちのいくつかの部品を運ぶ仕事をしていました。

一定のエリアにオートマチックトランスミッションに使う部品が集合したエリアがあって、そこから指定された部品を取ってそれを組み立ての工程があるラインに届けるっていう作業ですね。

部品を運ぶっていっても人力で部品を手に持って歩いてラインまで届けるって言うわけではなくて、車に乗ってその車の後ろの台車に部品を乗せて車を運転して組み立てまで届けるっていう感じですね。

車って言ってもイメージしづらいと思うんですけど、エレカって呼ばれるもので、電気自動車なんですね。

バッテリーを動力源として動く車両なんですけど、みなさんがイメージする普通の車のように大きいものではなくてもっと小さなものです。

例えるなら遊園地とかにあるゴーカートとかデパートの屋上などにある硬貨を入れると一定時間動くパンダの乗り物みたいな、ざっくりとした例えですけど、イメージするならそういう感じですね。

そのゴーカートみたいな電気自動車の後ろに台車をつけて、そこに部品を乗せて車両を運転して組み立ての工程のラインに部品を届けるっていう仕事です。

こう聞くと中には「車の運転をする仕事なら楽なんじゃないの」という方もいるかも知れませんけど、実際はそうではありません。

エレカの運転自体は自動車の免許を持ってる人なら誰でもできる簡単なことなんですけど、エレカの運転以外にも部品を積み下ろしっていう作業をしないといけないんですね。

この部品の積み下ろしの作業がきついんです

車の運転は楽なんだけど、重量物の積み下ろしっていう部分で搬送の仕事はきつい仕事になってます。

一日中重量物の上げ下ろし

この部品の重さってどれくらいなのってことを説明すると、いろんな種類の部品がありますんで、一概には言えないんですけど、一番重いので20キロくらいですね。

一応会社のルールで20キロ以上のものは持ってはいけないというルールがあるんです。

それはなぜかというと重量物を持つと腰を痛めるからなんですね。

重量物の上げ下げで一番危ないのは腰をやるっていうことなんで、その腰へのダメージを軽減するために20キロ以上のものは持っちゃいけませんっていうルールがあるんです。

なので本当に重いものを持つっていうことはないです。

それでも10キロ前後のものを上げ下ろしするのはやっぱり力が必要になります。

全身の筋肉を使って運ばないといけないので、やっぱり体に負担がかかります。

これを1日中やらないといけないんですよね。

いくら20キロ以上のものを持つことはないと言っても、10キロ前後の重量物を1日中積み下ろしするっていう作業は本当に大変ですね。

朝仕事が始まって最初の方は体力が有り余ってるんでなんともないんですけど、業務の中盤から後半に差し掛かってくるとやっぱり疲労が溜まって、10キロ前後の物といってもすごい体に負担になってくるんですね。

重量物の上げ下ろしを8時間から10時間くらいやらないといけないんです。

重量物の上げ下げを一日中やったことがある人っていうのは多くないと思うので、これはやってみると本当の大変な作業だということがわかると思います。

油断すると一瞬で体を痛める

やっぱりいくら10キロ前後と言っても持ち方を誤ると、すぐに体を痛めるんですね。

一番代表的なところで言えばですね。

正しい持ち方があるんですけど、間違った持ち方をすると腰にダメージが行ってそれが悪化すると仕事ができなくなるレベルにまでなってしまうので、腰には本当に気を付けてほしいです。

これから期間工へ行こうと思ってる方は、入社したときに重量物の持ち方を教えてもらえると思うんで、必ず正しい持ち方をして荷物を運んでください。

他にも色々な体の部分が痛くなってきます。

自分の場合だと指や手首や膝が痛くなりました。

一日中しゃがんだり立ったりっていうのを繰り返すんで、膝が痛くなってきたりします。

手首も変な持ち方をするとすぐに痛めちゃいます。

指もやっぱり部品が入ってる箱っていうのも色んな形のものがあって、持ちにくいタイプの箱だとと変な持ち方になって、爪が軽く割れちゃったりっていうことがありました。

そういう感じで、重量物の上げ下げを一日中やってると体力的にも大変ですし、体にも色々ダメージが来ちゃうんですね。

仕事にはすぐ慣れる

搬送の仕事は車の運転をすると言っても、やっぱりメインの部分は部品の上げ下ろしなのですごく体力が必要な仕事です。

部品ていうのも色々種類があって、どの部品をどのエリアに搬入するのかっていうのも覚えないといけないんですね。

覚えることが意外にたくさんあるので、最初の方は大変だと思います。

ただこれはやっていくうちにすぐ慣れてくるんで、過度な心配はいらないかと思います。

一ヶ月も経てば、完全に仕事は覚えることができると思います。

やることとしては本当にそれだけなんですね。

指定された部品を台車に乗せて車を運転して指定されたエリアに部品を届けるっていうそれだけなんですね。

簡単か難しいかで言えば誰でもできることだと思います。

と言っても最初の方は色々覚えることがたくさんあって一筋縄ではいかないと思います。

自分も最初の方はわからないことだらけでミスしてしまったりすることもあって大変だったんですが、ちゃんと仕事を続けていれば必ずできるようになります

いくら単純作業と言っても覚えることがたくさんあるので、一週間程度ですぐ覚えられるってものではないんですけど、一ヶ月もやってれば完全に自分のものにすることができるのかなと思います。

自分の場合は2ヶ月経ったときに、「あ、もう楽勝だわ」って感じになりましたね。

それでも2ヶ月かかりましたんで、これから期間工をやって一ヶ月経ったけどまだミスをして仕事を覚えられなくて大変だなって思ってる方も、2ヶ月もすれば完全に慣れて自分のものにすることができると思うので、めげずに続けていってください。

仕事自体は誰でもできるような仕事ですので、くじけずに頑張って言ってくださいということを言いたいです。

仕事は体力勝負

やっぱりこの仕事の大変なところっていうのは体力が持つかどうかっていうところなんですね。

仕事自体は単純作業で頭を使う作業はないので、一日中力作業ができるのかどうかっていうところですね。

一日中重量物を上げ下ろしをするっていう作業なので、体力的にきついですし、単純作業っていうこともあって精神的にもつまらないです。

これを自分がやってみた感想としては、これを長い間続けるっていうのは難しいのかなっていうことを思いました。

何がきついかっていうと労働時間が長いっていうことがありますね。

自分が行ったアイシンという会社は残業がものすごく多くて、昼勤だと2時間から3時間の残業が毎日あったんですね。

なので毎日9時間から10時間、重量物の上げ下ろしをするってことで肉体的にも精神的にもすり減っていきました。

期間工の辛いところっていうのはそこにありますね。

一日中力作業を、しかも頭を使わない単純作業をしなければならず、肉体的にも精神的にも辛いっていうところが期間工の仕事の特徴ですね。

プレッシャーのある仕事

工場で作られる製品っていうのは商品として市場で売買されるものですので、ミスが許されないんですよね。

上司もその部分にはものすごく厳しくて、とにかく不良品を出さないということに厳しく目を光らせています。

そこが精神的につらい部分でもあります。

ミスが許されないので常に緊張感を持って仕事をしなければならないっていう部分が一つ大変な点です。

もう一つ自分が辛いなって思ったのは、部品を乗せて車両を運転して部品を届けるっていう仕事なんですけど、これが時間管理されてるんですよね。

この時間にはここに着いて次の時間には必ずここに部品を届けてくださいっていう風に、一連の流れが時間で管理されてるんですね。

なので遅れちゃいけないっていうプレッシャーが常にあるんですよね。

時間に追われるプレッシャーが常にあります。

ここはちょっとやってて辛かったなって思いましたね。

常に時間に追われて仕事をしなきゃいけないっていうのはすごい精神的に大変でした。

単純作業のつまらなさ

期間工の仕事っていうのは頭脳労働ではなく、一日中同じことを繰り返す単純作業なんですよね。

やることは部品を積んで指定のエリアに届けるっていうたったそれだけなんですね。

それを一日中延々と繰り返すので、本当につまらないですよね。

やっぱり人って延々と同じことをやり続けていると、どうしても「なんでこんなことをしてるんだろう」みたいな思考が生まれてきますよね。

そういう意味で仕事としてはものすごくつまらないですね。

楽しい仕事をしたいって思ってる人には全く向かないのかなって思います。

同じことの繰り返しなんで、そういう意味では本当につまらない仕事だなって思います。

搬送は大変な仕事

期間工の仕事って組み立ての仕事が一番辛いって言われてて、搬送の仕事なんて楽なんじゃないのって言う声もちらほらと聞かれるようなんですけど、それは全くそんなことはなくて、完全にそれは隣の芝はなんとやらってやつだと思います。

全然搬送の仕事が楽ってことはなくて、普通にきついです。

結局重量物の上げ下げっていう本当に体力と力を使う仕事なので、楽ってことは絶対にないです。

期間工の仕事はどの仕事も平等に辛いのかなっていう風に思うので、組み立てに配属されたからハズレで搬送に配属されたから当たりって言うことは全く無いと思います。

というわけで今回は期間工の搬送の仕事について、どういったことをするのかっていうことを自分の経験を踏まえてお話させていただきました。

今回の記事がこれから期間工をやろうと思っている方の参考になれば非常に嬉しい限りです。

今回最後まで読んでくださりありがとうございました。

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