みなさんこんにちは。
今回の記事では「仕事がきつい期間工ランキング」を紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。
仕事がきついとはどういうことか
期間工として働くなら、できるだけ仕事が楽な方が良いと思います。
仕事がきついとそれだけ人生も楽しくなくなってしまうと思います。
仕事がきついとはどう定義されるでしょう。
一つは作業内容自体のきつさですね。
仕事がきついと聞いて皆さんが真っ先に想像するのが、作業のきつさのことだと思います。
力のいる作業だったり、体力のいる作業だったり、腰や指に負担のかかる作業だったり、色々あると思いますが、作業内容自体のきつさが仕事のきつさと同一視されるのはよくわかります。
しかし、私が思う仕事のきつさを決める要素は、それだけではありません。
もう一つ仕事のきつさを考える上で考慮すべき点があると思います。
それは残業の多さです。
残業が多いか少ないかで仕事のきつさは大きく変わってくると思います。
残業が多いとそれだけ体を休める時間やストレスを軽減させる時間も減ってしまいます。
一番影響を受けるのが睡眠時間です。
残業が重なってくると、睡眠時間を犠牲にせざるを得なくなります。
ちなみに私の体験談ですが、残業が多いときは、毎日寝る時間が6時間程度しかありませんでした。
期間工という力仕事で睡眠時間6時間というのは、本当にきつかったです。
疲れが全然取れませんし、週の後半になってくると仕事中に眠気が襲ってきて大変でした。
それに加え、自分が自由に使える時間もほとんどなく、ストレスが溜まりまくりでした。
残業が多いとどれくらい大変かということについては、以下の記事でも詳しく話しておりますので、興味のある方は覗いていってください。
作業内容自体のきつさも仕事のきつさを決める要素ですが、残業が多いか少ないかということの方が仕事のきつさを決める上において大きな要素だと私は思います。
いくら作業がきつくても、それが定時で終わるなら全然楽勝だと私は思います。
定時で帰れれば遊ぶ時間もあるし、睡眠もゆっくり取れます。
残業の多寡が人間らしい生活を送れるかどうかの基準になると、期間工を経験してきた者として思いました。
さて、前置きが長くなりましたが、以下、仕事がきつい期間工ランキングを発表していきたいと思います。
これまでお話した通り、仕事のきつさを決める要素は、一番が残業の多さ、次が作業内容のきつさです。
その他にも仕事のきつさを決める諸要素を考慮して、ランキングを決めていきたいと思います。
それではよろしくお願いします。
三菱
まず管理人調べで、仕事がきつい期間工1位は、三菱です。
なぜ三菱の期間工がきついか理由を説明したいと思います。
残業が多い
まず最初に、三菱期間工の仕事がきつい理由は、残業の多さです。
毎日2.25時間の残業があります。
昼勤、夜勤問わずです。
月間で残業時間が60時間を超えることもめずらしくないとか。
これだけ残業が多いと、帰って家でできることは寝ることくらいでしょう。
自由に使える時間がほとんどありません。
それに加え、定期的に土曜出勤もあります。
仕事してばっかりの人生です。
労働時間が長くなるとそれだけ肉体的にも精神的にも疲弊していきます。
残業の多さは仕事のきつさに直結しています。
作業もきつい
三菱期間工は残業が多いことに加え、作業自体がきついことでも知られています。
期間工の仕事の中で最もきついと言われる組立ての工程に配属される確率が高く、その作業も他の期間工に比べると一段ときついとか。
タクトに対しての作業量が多く、ライン遅れが頻発する事態だそうです。
組立ての工程は身体に対しての負担も大きいです。
ばね指や腰痛に悩まされる人は多いです。
人間関係が良くない
それに加え、三菱期間工は社内の人間関係も良好ではないようです。
特に新人に対して優しくないという声を聞きます。
高額の入社祝い金に惹かれ、すぐ辞めてしまう人が多いため、新しく入ってくる人への風当たりが強くなっているとか。
ただし、これは配属される部署による問題だと思います。
嫌な社員に当たってもめげない気持ちが必要です。
三菱期間工のメリット
これまで三菱期間工のデメリットばかりを話してきましたが、メリットもあります。
三菱期間工の一番大きなメリットは、やはり給料の高さです。
残業が多いのはきついですが、その分稼げます。
さらに先程も言及しましたが、三菱期間工は入社祝い金の高さでも知られています。
入社祝い金の額は時期によって変動しますが、30~40万円程はもらえます。
満期慰労金も弾んでおり、3年で合計300万程もらえます。
さらに三菱は寮の食費が無料です。
当然家賃はかかりませんので、生活に必要なお金がほとんどありません。
ものすごい勢いでお金が貯まっていきます。
このように、三菱期間工はお金の面では非常に優れています。
三菱まとめ
三菱期間工は残業が多く、作業もきついです。
仕事のきつさでは期間工の中ではトップクラスです。
しかし、その分給料面で恵まれているので、とにかくお金を稼ぎたい人にとっては向いていると言えます。
アイシン
仕事がきつい期間工ランキング2位はアイシンです。
なぜアイシンの期間工がきついか説明していきたいと思います。
残業がかなり多い
まずアイシン期間工がきつい第一の理由は、やはり残業の多さです。
アイシンは非常に残業が多いです。
昼勤の場合、2時間から3時間の残業が必ず毎日あります。
さらに土曜出勤も定期的にあります。
3時間の残業が毎日あり、さらに土曜出勤がある週は、地獄のようにきついです。
夜勤の場合は1.5時間の残業が毎日あります。
昼勤よりは少ないですが、夜勤は夜に働いて昼に寝るという生活習慣自体がきつすぎるので、あまり残業の少なさは関係ありません。
月間で見ると総残業時間は40~50時間の間に収まります。
三菱期間工よりも残業時間が少ないので、次点となりました。
作業も普通にきつい
アイシンやデンソーなどは部品メーカーなので、車体を作る工場より作業は楽だと言われることがありますが、全然そんなことはありません。
比較するとそうかもしれませんが、差は微々たるものです。
1日中力作業をすることには変わりありません。
ちなみにアイシンの仕事内容についてはこちらを参照して下さい。
アイシン期間工のメリット
これまでアイシン期間工のデメリットを挙げてきましたが、メリットもあります。
一つは給料面です。
三菱期間工と一緒ですが、残業が多いのでその分残業代を稼ぐことができます。
年収にして400万円は軽く超えると思います。
もう一つは人間関係の良さですね。
部署によるかもしれませんが、社員教育がしっかりしているので、働いている人が皆優しいです。
新人に対しても丁寧に指導してくれます。
アイシンの人間関係については以下の記事を参照して下さい。
アイシンまとめ
アイシンは昼勤の残業が非常に多いです。
家に帰ってできることは寝ることくらいです。
作業も部品メーカーだからといって楽なわけでは決してありません。
むしろきついくらいです。
ただ、新人に対して優しく、人間関係の面で悩まされることが少ないので、ランキングとしてはこの位置になります。
デンソー
仕事がきつい期間工ランキング3位はデンソーです。
デンソーの期間工は楽だと言われることが多いので、このランキングには驚いた人も多いかもしれません。
これからなぜデンソーの仕事がきついか説明したいと思います。
作業は楽だが、残業が多い
デンソー期間工がきつい理由は、やはり残業の多さです。
作業は部品メーカーなので重量物の取り扱いがほとんどなく、他の期間工に比べると確かに楽です。
実際、ある程度年配の人や女の人もデンソーには少なくないです。
しかし、デンソー期間工は残業が多いです。
繁忙期には月の残業時間が50時間に迫ることもザラです。
土曜出勤も定期的にあります。
これだけ残業が多いとプライベートな時間はほとんどありません。
帰ってやることは寝ることくらいでしょう。
デンソー期間工のメリット
しかし、残業が多い分、お金が稼げるのも事実です。
満了金を併せると、年収で500万円に届く人もいるとか。
給料面では非常に恵まれています。
そして先程も言いましたが、デンソーは部品メーカーなので作業自体は他の期間工に比べると楽です。
部品加工、部品組み立て、部品検査などが仕事の中心なので、車体の組み立てをするところに比べれば身体への負担は軽いです。
ただし、肉体労働であることには変わりありません。
一日中力仕事をしていなければならないので、きついのはきついです。
あくまで他の期間工と比較した場合、少しだけ楽だという話です。
デンソーまとめ
デンソー期間工は作業内容自体は他の期間工と比べた場合、そこまできつくありません。
しかし、残業がたっぷりあるので、その分長い間体をいじめ抜くことになります。
長時間の労働は心身共に疲弊させます。
楽だと言われるデンソーですが、残業の多さでこのランキングになりました。
スズキ
仕事がきつい期間工ランキング4位はスズキです。
なぜスズキ期間工が4位なのか説明していきたいと思います。
平均より多い残業
スズキ期間工がきつい理由は、ズバリ残業の多さですね。
しかし、これまで紹介してきた三菱、アイシン、デンソーよりは幾分残業時間は少なくなります。
時期によって変動しますが、大体月当たり30時間ほどの残業があります。
1日当たりで言うと1.5時間ほどですね。
それに加え、定期的に休出もあります。
回数で言うと月に1~2回程です。
残業1.5時間は、2時間や3時間の残業に比べると遥かに楽です。
わずかな差かもしれませんが、1.5時間程度の残業なら全然耐えられると期間工経験者として思います。
もちろん定時上がりがベストですが、残業1.5時間ならある程度自分が自由に使える時間があります。
家に帰ってからも少しは遊ぶ時間があります。
睡眠時間もしっかり確保できます。
ただ、やはり毎日残業があるのはなかなかに大変です。
比較的マシとは言え、他の会社の期間工はもっと早く帰れます。
スズキ期間工がこのランキングに入る理由は、平均よりも多い残業時間のせいです。
作業のきつさは普通
作業のきつさは平均的です。
もちろん肉体労働なので相応のきつさはありますが、度を超えてきついという噂はありません。
スズキ期間工のメリット
スズキ期間工の良いところは夜勤の負担が少ないという点です。
スズキ期間工の勤務時間は、以下の通りとなっています。
[1] 06:30~15:25
[2] 17:00~01:45
上記の[1][2]を1週間ごとに繰り返す、2交替制となります。
(ただし、日勤のみの現場もあります。面接の時に要確認)
このように、スズキ期間工は夜勤の場合でも深夜の2時前には仕事が終わります。
残業があっても朝日が昇る前には帰れます。
他の期間工では夜勤の終了時刻が朝7時や8時のところも多いです。
まだ空が暗いうちに帰れるというのは一つ大きなポイントですね。
夜勤は睡眠の面でとても苦労します。
経験上、完全に日が昇った昼の時間帯から眠ることは非常に難しいです。
寝付くこともできませんし、仮に眠ったとしてもすぐに目が覚めてしまいます。
夜勤はまとまった睡眠を取ることが非常に難しいです。
しかし、まだ日が昇って浅い朝の時間帯ならある程度睡眠を取ることができます。
昼よりもまだ睡眠の難易度が低いです。
スズキ期間工は、夜勤でもまだ暗いうちに家に帰れるというのが一つのメリットです。
スズキまとめ
以上のように、スズキは残業がそれなりに多いです。
その点がスズキが仕事がきつい期間工ランキングに入った要因です。
しかし、上記の3社と比べると、残業時間はまだマシです。
作業のきつさも平均的ですし、夜勤の場合でもまだ日が昇っていない時間帯に家に帰れるというメリットもあるので、このランキングになりました。
仕事がきつい期間工ランキングまとめ
いかがだったでしょうか。
以上が仕事がきつい期間工ランキングです。
管理人の独断と偏見で作ったランキングですので、色々と異論があるかと思いますが、参考程度に見ていただければ幸いです。
期間工を経験してきた者として、やはり残業の多さが仕事のきつさを決める要因になると思いました。
作業のきつさも要因の一つだとは思います。
しかし、作業自体には時間が経過するにつれ慣れていくものだと思います。
最初はきつすぎて無理だと思っても、自分でやり方を工夫していくうちに楽なやり方を見つけたりして、なんとなく慣れていくものだと思います。
自分も最初「これはきつすぎて1ヶ月もたないな」と思ったりしていましたが、1ヶ月、2ヶ月と月日が経つうちに楽勝になっていきました。
慣れてしまうと単調過ぎて逆に辛くなってしまうくらいです。
やはり作業のきつさよりも大変なのは残業の多さだと思います。
どんなに辛い仕事でも定時で上がれれば遊んでストレスを発散できますし、睡眠で体を充分に休めることができます。
毎日の残業で睡眠時間が削られると、心身ともにボロボロになります。
ストレスは溜まりまくりですし、体も重くて仕事になりません。
なにより遊ぶ時間がない人生は何にも楽しくありません。
多すぎる残業はQOLを著しく下げます。
期間工を経験してきた者として、人間らしい生活を送りたいなら絶対残業が少ない会社を選ぶべきだと思います。
今回のランキングは残業の多さに比重を置いて作成してみました。
このランキングが、これからどこの期間工へ行こうか迷っている方の一つの参考になれば幸いです。
ぜひ残業の少ない会社で楽しく期間工ライフを送りましょう。
残業の少ない会社はこちらの記事で紹介しています!
興味のある方はぜひ覗いて行って下さい。
今回の記事は以上です。
最後までお付き合い下さりありがとうございました。
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